ANA国内線でおすすめの快適な機材ランキング(300席以上限定)


飛行機のチケットを取る際に機材名を確認している方は少ないと思います。
同じボーイング787の中でも「78P」や「78K」など似たような呼称が多く、気にしていない方も多いかもしれません。

ANAの国内線では様々な機材が使用されています。
使用機材によって空の旅がより快適になることもありますので、
今回は300席以上の大型機で機材の装備内容をランキング形式でをまとめてみました。

今回は300席以上の7機、共同運航便は除いてランキングを作成しました。
同じような装備の機材に関しては年式、席数など総合的に判断して掲載しています。

機内Wi-Fiが繋がりにくいという意見も多いですが、無いよりはあったほうがいいかと思います。

そして、せっかくプレミアムクラスに乗ったのに「USB電源が無くて困った」
どこにあるかわからなかった経験がある方も多いと思いますので、チケットを取る前にチェックしてみてください。

慣れている方はご存知だと思いますが「ANA111」などの便名と「78P」などの機材名は意味が全く違います。

「ANA111」は便名で機材名ではありません。
下の画像で()に入っている数字や文字が機材名です。

7時から8時台のNH51は「772」とNH53は「78K」で機材が違います。
翌日のチケットなので割引も入っておらず、料金は一緒です。

しかし「772」はボーイング777-200で405席(21席)
「78K」はボーイング787-10で429席(28席)

機体が違うのはもちろん内装も異なり、設備が変わってきます。
同じような時間帯だったら自分の好みの機材の方に乗りたいですよね。

プレミアムはカラーが違うので一目瞭然ですが、普通席も座席レイアウト、パーソナルモニターが変わってきます。
そして「772」と「722」も間違えやすいので注意してください。

搭乗期間や時間帯によっては搭乗チケットも激戦になりますが、もし駐車場の予約で困っていたらこちらも参考にしてみてください。

羽田空港の駐車場予約がどうしても取れない時の裏ワザ

Table of Contents

チケットを取るときに見返したい機材まとめ

きっとこの記事を最後まで見ていただいても、実際にチケットを取るときには忘れていると思います。
こちらに最低限のまとめとしてデータを置いておきますので忘れてしまったら見直してみてください。

機材名通称席数/PremiumPシートP-Monitor(P)Wi-Fi(P)USB(P)PC電源(P)P-Monitor(N)Wi-Fi(N)USB(N)PC電源(N)
787-1078K78K429席(28席)Blackありありありありありありありあり
787-978G78G375席(28席)Blackありありありありありありありあり
777-200722722392席(28席)Blackありありありありありありありあり
787-878P78P335席(12席)Blueなしありありありなしありなしなし
777-300773773514席(21席)Blueなしありありありなしありなしなし
777-200772772405席(21席)Blueなしありありありなしありなしなし
787-9 789789395席(18席)Blueなしありなしなしなしありなしなし

黒っぽい椅子の新仕様は「78K」「78G」「722


上記3つ以外の機材は青系のちょっと年季が入った仕様
こちらの青系の内装はほとんどの方が見たことあると思います。

黒系の新仕様との違いはパワーシートの有無や席の内側に小物入れがあるか、
読書灯の配置などが変わっていますが、席のピッチは127cmで同じです。

787シリーズの中でも「78P」はモニターなし
「789」はプレミアムもUSB/PC電源なし

「789」はプレミアムもUSB、PC電源なし
「76E」だけWi-Fiなし

実際にまとめてみて黒系のシートの機材があまりにも少ないことと、プレミアムクラスでもUSBがない機材もっとあったような気がしています。

USB電源はすべてUSB-A端子です。
モバイルバッテリーや充電器側もUSB-Cをお使いの方が多いと思いますので注意してください。

1位【78K】ボーイング787-10

【国内線専用機】座席数 429席(28席)

同じボーイング787の中でも最も席数が多く、787-9(78G)や787-8(78P)と比べて、
100席以上多い429席(28席)の787-10(78K)を1位に設定しました。

国内線新仕様ANAのボーイング787-10型機は2024年3月27日(水)より羽田ー新千歳間で就航しています。

国内線仕様のボーイング787ファミリーの中でも最大座席提供数の機体として、全席にパーソナルモニター付きの最新モデルのシートを装備し、さらに快適で充実した空の旅を提供します。

羽田から新千歳に向かわれる方は78Kがあるかチェックしてみてもいいかもしれません。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B787-9 / B787-10)

・15.6インチタッチパネル式パーソナルモニター
・電動リクライニングシート
・ヘッドレストパーソナルライト
・USBポート、PC電源、小物入れ
・座席間の大型ディバイダー、テーブル、サイドテーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

座席間隔:約127センチ

普通席シート詳細(B777-200 / B787-9 / B787-10)


・トヨタ紡織株式会社と共同開発したシート
・13.3インチタッチパネル式パーソナルモニター(最前列は10.1インチ)
・2019年度グッドデザイン賞を受賞

2位【78G】ボーイング787-9

【国内線専用機】座席数 375席(28席)

「78G」はボーイング787シリーズの中でも2番目にプレミアムの席数が多く、
787-8(78P)と比べて、78Kと同じく40席多い375席(28席)です。

1位の78Kと同じ28席確保されているのでプレミアムのチケットも取りやすいはずです。

ボーイング787-9は、787-8型機の胴体を延長したモデルです。
787-8型機から23%アップしたの燃費性能を有しながら、約1.2倍の座席と貨物を搭載することが可能になりました。

高い燃費性能で運航コストの低減と環境性能の向上が期待されるほか、787-8型機と同様、新たなテクノロジーの採用により客室内湿度、耳への気圧負担感、窓の大きさなど、これまでにない機内環境の快適性を実現しています。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B787-9 / B787-10)

・15.6インチタッチパネル式パーソナルモニター
・電動リクライニングシート
・ヘッドレストパーソナルライト
・USBポート、PC電源、小物入れ
・座席間の大型ディバイダー、テーブル、サイドテーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

座席間隔:約127センチ

普通席シート詳細(B777-200 / B787-9 / B787-10)


・トヨタ紡織株式会社と共同開発したシート
・13.3インチタッチパネル式パーソナルモニター(最前列は10.1インチ)
・2019年度グッドデザイン賞を受賞

3位【722】ボーイング777-200

【国内線専用機】座席数 392席(28席)

777-200は先代の機材かな?と思う方もいるかもしれません。
しかし全席に最新モニターが設置されていて、プレミアムクラスの席数も28席と「78K」と「78G」と変わらない新仕様にアップグレードされています。

座席に座ったら「あるとおもっていたUSB端子がなかった」ということもありません。

ボーイング787の「78K」と「78G」
ボーイング777-200の「722」の3つの機材に関しては、よほど詳しい方でなければ居住性はそこまで変わらないかもしれません。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B787-9 / B787-10)

・15.6インチタッチパネル式パーソナルモニター
・電動リクライニングシート
・ヘッドレストパーソナルライト
・USBポート、PC電源、小物入れ
・座席間の大型ディバイダー、テーブル、サイドテーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

座席間隔:約127センチ

普通席シート詳細(B777-200 / B787-9 / B787-10)


・トヨタ紡織株式会社と共同開発したシート
・13.3インチタッチパネル式パーソナルモニター(最前列は10.1インチ)
・2019年度グッドデザイン賞を受賞

4位【78P】ボーイング787-8

【国内線専用機】座席数 335席(12席)

ボーイング787の中では席数が少なめで、プレミアムクラスの座席数が12席のみとなっています。

78Pの特徴としては、787シリーズの中で唯一、パーソナルモニターがありません。
他の機材同様Wi-Fiはあり、プレミアムクラスにはUSB、PC電源の設定があります。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B777-300 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800)

PREMIUM CLASS シートのイメージ

・リクライニングシート
・パーソナルライト
・USBポート、PC電源
・座席間の大型ディバイダー、テーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

座席間隔:約127センチ(B777-200 / B787-9 / B787-10と変わらず)

  • *B737-800にはUSBポートは装備されておりません。
  • *B777-200、B787-9は一部機材に設定。

普通席シート詳細(B777-300 / B777-200 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800

座席設計を工夫したことで、ひざ周りに広い空間を確保しています。

普通席シート
普通席シート

5位【773】ボーイング777-300

【国内線専用機】514席(21席)

ボーイング777-300(773)の特徴としてはとにかく機体が長いです。
国内線の機材を調べた限り席数が最も多く、514席で運用されています。

ご家族の方はチケットが取りやすいのでいいこともありますが、搭乗に時間がかかったり、
荷物がなかなか出てこないなどのデメリットもあるかもしれません。

一般的にわかりやすい特徴としては78P同様Wi-Fiがあり、全席モニターはありません。
USB、PC電源はプレミアムのみとなっています。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B777-300 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800)

PREMIUM CLASS シートのイメージ

・リクライニングシート
・パーソナルライト
・USBポート、PC電源
・座席間の大型ディバイダー、テーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

普通席シート詳細(B777-300 / B777-200 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800

座席設計を工夫したことで、ひざ周りに広い空間を確保しています。

普通席シート
普通席シート


6位【772】ボーイング777-200

【国内線専用機】座席数 405席(21席)

先述のボーイング777-300(773)との違いは機体の長さ、収容席数以外には特に見当たりませんでした。
国内の仕向地によって機材を割り当てているのかと思います。

一般的にわかりやすい特徴としては「78P」「773」同様Wi-Fiがあり、全席モニターはありません。
USB、PC電源はプレミアムのみとなっています。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B777-300 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800)

PREMIUM CLASS シートのイメージ

・リクライニングシート
・パーソナルライト
・USBポート、PC電源
・座席間の大型ディバイダー、テーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

普通席シート詳細(B777-300 / B777-200 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800

座席設計を工夫したことで、ひざ周りに広い空間を確保しています。

普通席シート
普通席シート


7位【789】ボーイング787-9

【国内線専用機】座席数 395席(18席)

「789」は今まで紹介してきた機材の中で最も注意が必要です。
ボーイング787-9なので新しいイメージがあると思います。

しかし全席パーソナルモニターUSB、PC電源なし、Wi-Fiのみの仕様になっています。
毎週のように飛行機に乗られる方は関係ないかもしれませんが、
出張など機内でパソコンなどの軽作業をされる方は注意が必要です。

プレミアムクラスシート詳細(B777-200 / B777-300 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800)

PREMIUM CLASS シートのイメージ

・リクライニングシート
・パーソナルライト
・USBポート、PC電源
・座席間の大型ディバイダー、テーブル
・大型フットレスト・レッグレスト

普通席シート詳細(B777-300 / B777-200 / B787-8 / B787-9 / B767-300 / B737-800

座席設計を工夫したことで、ひざ周りに広い空間を確保しています。

普通席シート
普通席シート


ANAのおすすめ機材まとめ

今回のまとめはANAのアプリでチケットを見ているときに、
機材が多すぎて迷ってしまうのでまとめてみました。

実際に調べてみると新しそうな機材でもモニターがなかったり、USBやPC電源がプレミアムのみになっていました。
最近はスマートフォンを車の鍵にしている方も多いと思います。

羽田に帰ってきてスマホの充電が切れてしまったら大変なことになりますよね・・・

個人的には黒っぽい内装が好きなので下記の3つの機材をメインに探していきます。
ボーイング787-10(78K)
ボーイング787-9(78G)
ボーイング777-200(722)

あまり使わないのでパーソナルモニターの有り無しは関係ないのですが、
この3つの機材は青系の機材と違ってパワーシートになっています。

下記の3機種は昔からよく見る青系の内装です。シートが外側アームレストのレバー式の機材だと思います。

ボーイング787-8(78P)
ボーイング777-300(773)
ボーイング777-200(772)

ボーイング787-9 (789)以外は基本的にUSB電源があるので、うっかりスマートフォンの充電を忘れても安心です。

今回のランキングは300席以上の大型機に限って掲載しています。
300席以下のランキングは現在編集中です。

個人的には飛行機に詳しいわけでもないのでこだわりはないのですが、沖縄、離島行きの便は国内線の中では滞在時間が長いので気にしてしまいます。

まず最初に行き先が決まって、機材名だけ見てもわからないので詳細ページを確認してたら1時間経ってることもあります。
慣れてない方は「78K」「78G」「722」を選んでおけば問題ないと思われます。

羽田から沖縄に行った機材は基本的に羽田に戻ってきます。
フライトの時間帯によって機材が決まっていることが多いので、好みの機材を選択することができない場合も多いですよね。
スケジュール的にも難しいときもありますが時間に余裕がある時は参考にしてみてください。

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