【駐車場】羽田空港の電気自動車(EV)用充電スタンドはどこ?
まだまだ普及したとは言えませんが、最近電気自動車を見かける事が増えてきましたね。
毎日空港のロビー前に立っていると、テスラや日産の電気自動車をよく目にします。
羽田空港にはターミナルビルと連絡通路で繋がっている併設駐車場が5つあり、その全てに電気自動車(EV)用の充電スタンドが用意されています。
しかし、場所が分かりづらく数も少ないため、事前に場所や利用方法を確認しておくと安心です。
この記事では、羽田空港で利用出来る電気自動車用充電スタンドの種類や場所、利用方法などを詳しく紹介します。
羽田空港の充電スタンドを利用するメリット
充電スタンドの利用料は無料
羽田空港併設駐車場に設置されている充電スタンドは、急速充電器・普通充電器のどちらも無料で利用出来ます。
事前の登録なども不要ですので、手軽に利用出来る点がメリットです。
もちろん充電している間の駐車料金は必要となりますが、通常の電気自動車の充電スタンドより安く利用することが出来ます。
急速充電器の利用料金の相場は1分あたり15円前後です。
一方、羽田空港併設駐車場の駐車料金は30分あたり150円なので、1分あたり5円で利用することが出来ます。
相場の3分の1程度の金額で利用出来るのは嬉しいですね。
羽田空港の充電スタンドを利用するデメリット
充電終了後は移動が必要
空港の駐車場という事もあり充電したまま駐車しておきたいところですが、充電スタンドが設置されているスペースは充電専用のため、充電後は出庫するか一般駐車枠に移動させなければいけません。
どの併設駐車場も急速充電器の利用は30分までと決まっているため、移動させるために充電が終わるのを待つ必要があります。
時間に余裕がないと利用出来ないですね。
駐車場満車時は利用出来ない
羽田空港併設駐車場は空港利用者数に対して駐車枠が足りておらず、週末は数時間待ちになることも珍しくありません。
満車で一般車入場口に列が出来ている場合、電気自動車充電スタンドは利用出来るのでしょうか?
駐車場管理室に直接問い合わせてきました。
結果からお伝えすると「充電のみの利用でも一般車入口に並ぶ必要がある」そうです。
電気自動車用充電スタンドは全て駐車場内に設置されているため、そもそも入場出来なければ利用することは出来ません。
繁忙期の利用を予定している方は、早朝に到着するようにするか、事前に充電してから空港に来る事をお勧めします。
羽田空港の電気自動車(EV)用充電スタンドの設置場所は?
羽田空港P1(第1ターミナル)の電気自動車充電スタンド
羽田空港P1駐車場の電気自動車充電スタンドは、ターミナルビルとの連絡通路がある4FのRブロックに設置されています。
急速充電器が1台で、普通充電器はありません。
地図左下の青く塗られている部分が充電用のスペースです。
充電用のスペースは2台分用意されていますが、急速充電器は1台のみです。
1回の充電時間は30分までとなっており、充電終了後は出庫するか一般の駐車枠に移動する必要があります。
P1の充電スペースは看板が設置されているので見つけやすいです。
4Fにあるということだけ覚えておけばスムーズにたどり着けると思います。
羽田空港P2(第1ターミナル)の電気自動車充電スタンド
羽田空港P2駐車場の電気自動車充電スタンドは、1FのEブロックに設置されています。
同じ第1ターミナル併設のP1と同様、急速充電器が1台で普通充電器はありません。
地図右下の青く塗られている部分が充電用のスペースです。
充電用のスペースは2台分用意されていて、その間に急速充電器が1台設置されています。
こちらも1回の充電時間は30分までと決まっていて、充電終了後は出庫するか一般の駐車枠に移動する必要があります。
P1にあった看板は設置されていないため、こちらは少し見つけづらいかもしれません。
駐車場内に複数設置されている案内板(地図)には充電スペースが表示されているので、迷ってしまったら案内板を見るのがお勧めです。
羽田空港P3(第2ターミナル)の電気自動車充電スタンド
続いては羽田空港第2ターミナルの併設駐車場です。
P3駐車場の電気自動車充電スタンドは、1FのRブロックに設置されています。
場内の案内板(地図)には充電用スペースが記載されていません。
駐車枠の番号の隣に「EV QUICK」と書いてあるのが充電用スペースになります。
P1に設置されていたような案内看板もないため、かなり分かりづらいです。
充電用のスペースは2台分用意されていて、その間に急速充電器が1台設置されています。
こちらも充電スペースに停めておけるのは30分で、充電終了後は出庫するか一般の駐車枠に移動する必要があります。
羽田空港P4(第2ターミナル)の電気自動車充電スタンド
羽田空港P4駐車場の電気自動車充電スタンドは、ターミナルビルとの連絡通路がある4FのJブロックに設置されています。
羽田空港内では最も充電スタンド設置台数が多く、急速充電器が1台と普通充電器が5台、計6台が設置されています。
地図の右手前側、青いマークのところが充電用スペースです。
一番端のスペースには急速充電器が設置されており、30分間利用することが出来ます。
5台設置されている普通充電器は、急速充電器と違い利用期間が明記されていません。
旅行中ずっと停めている人も居るようです。
5枠しか無いので連休の中日に利用するのは難しそうです。
空港の駐車場は数日以上停める人がほとんどだと思うので、普通充電器の設置台数をもっと増やして欲しいですね。
羽田空港P5(第3ターミナル)の電気自動車充電スタンド
最後は国際線ターミナル唯一の併設駐車場、P5の充電スタンドをご紹介します。
羽田空港P5駐車場の電気自動車充電スタンドは、立体駐車場の出口の先に設置されています。
急速充電器が3台で、普通充電器はありません。
羽田空港国際線(P5)の電気自動車充電スタンドの利用方法
国内線の併設駐車場とは異なり、国際線の併設駐車場(P5)では充電スタンドの利用申し込みが必要です。
利用の流れが分かりづらいため、予習しておきましょう。
まずは地図左端の入口から入場し、壁に沿って奥まで進みます。(水色の線です)
水色の線が終わるところに予約車専用エリアのゲートがあるので、インターホンで「充電器を利用したい」と伝えます。
赤い線に沿って進み、線が途切れるところにある管理事務所で申し込み書を記入します。
申込みが完了したら、黄色の線のルートで駐車場の建物から出ます。
道なりに進むと、左側に電気自動車充電スタンドが見えてきます。
3台分充電エリアが用意されており、係員さんが三角コーンをどかして誘導してくれます。
利用者が多いからなのか故障も多いようで、頻繁に利用出来なくなっています。
上記の画像を撮影した2023年6月の時点では、3台中2台が故障中となっていました。
完全無料で急速充電器を利用する裏ワザ?
羽田空港に設置されている電気自動車(EV)用充電スタンドは利用料がかからないのですが、全て併設駐車場内にあるため充電中の駐車料金がかかってきます。
ですが、1円も払わずタダで急速充電器を利用する方法があるんです。
羽田空港の併設駐車場は送迎で短時間利用する人も居るため、入庫から30分間は料金が発生しません。
充電スタンドを利用する場合も例に漏れず30分間は無料となります。
バッテリーのサイズにもよりますが20分もあれば50%くらいは充電出来るので、羽田空港周辺で充電スタンドを利用する方は覚えておいて損は無いと思います。
まとめ
羽田空港の全ての併設駐車場には充電スタンドが設置されており、急速充電器・普通充電器共に駐車料金のみで利用することが出来ます。
相場の3分の1程度の料金で急速充電が出来るためとても人気ですが、設置台数が少ないため土日や連休中はなかなか利用出来ない状態です。
また、記事中で紹介した通り併設駐車場の満車時は一般車入場口が数時間待ちになることもあり、そもそも駐車場に入場出来ない可能性もあります。
フライトパーキングでは併設駐車場の予約代行サービスを提供しています。
併設駐車場の予約枠が確保出来ていれば、満車時でも予約者専用入口から並ばずに併設駐車場へ入場することが出来ます。
専用のプログラムが24時間予約を試行し続けるため、一度満車になってしまった日付でも日数に余裕があれば予約をお取りする事が可能です。
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