【羽田空港】第1ターミナル併設駐車場(P1・P2)完全ガイド|利用方法・料金・予約のコツまで徹底解説
羽田空港のターミナルや併設駐車場はとても広く、慣れていないと迷ってしまう事もあると思います。
予約システムもルールが複雑で、パーキング毎に予約方法が異なります。
この記事では毎日羽田空港内を行き来するフライトパーキングのスタッフが、第1ターミナルの2つの併設駐車場(P1・P2)について、利用方法や予約のコツなどを徹底的に解説していきます。
羽田空港第1ターミナルとは?
羽田空港の第1ターミナルは主に日本航空(JAL)やスカイマーク航空、スターフライヤーなどの国内線が利用しているターミナルです。
全日本空輸(ANA)の場合は基本的に第2ターミナルを利用しますが、福岡空港や北九州空港行きのスターフライヤー共同運航便の場合は第1ターミナルを利用する事になります。
登場手続きもスターフライヤーと同じ保安検査場Aしか利用出来ないため、事前に確認しておきましょう。
JALが第1、ANAが第2だと覚えている人ほど間違えやすいです。
空港に慣れている方も利用ターミナルをしっかり確認しておくことをお勧めします。
羽田空港の併設駐車場
羽田空港には、P1からP5までの5つの併設駐車場があり、ターミナルと連絡通路で接続されています。
P1・P2が第1ターミナル、P3・P4が第2ターミナル、P5が第3ターミナルとそれぞれ繋がっています。
羽田空港第1ターミナル併設駐車場(P1, P2)の空き状況の確認方法
羽田空港駐車場の混雑予想をまとめています。
こちらは1-2時間の待ちは考慮しておらず、3時間以上になりそうな日の予想ですので週末は基本的に満車と考えてください。
混雑状況をリアルタイムで通知!フライトパーキング 公式Twitter
FlightParkingの公式ツイッターでは、羽田空港併設駐車場の混雑状況を投稿しています。
専用のプログラムが常に混雑状況を取得しているため、フォローするだけでリアルタイムの満空情報がチェック出来ます。
リアルタイム通知はP1からP5まで、全ての羽田空港併設駐車場に対応しています。
旅行前に通知をONにしておくのがオススメです。
ベルにチェックマークがついたら後は通知を待つだけ!
羽田空港公式サイト
当日であれば羽田空港の公式サイトからもリアルタイムの混雑状況を確認する事が出来ます。
PCからの閲覧であればとても見やすいのですが、スマートフォンだと画面サイズによっては表示がかなり小さくなります。
運転中や信号待ちでは確認しづらいと思います。
P2とP3限定ですが、入場口と屋上フロアのライブカメラ画像も公式サイトから確認出来ます。
入口の並び具合を確認するのに便利ですね。
電話での問い合わせは要注意
羽田空港併設駐車場はパーキング毎に問い合わせ先が分かれています。
また、P1とP4は日本空港ビルデング(株)、P2とP3は空港支援機構、P5は東京国際空港ターミナル(株)というように管理会社も別々です。
年末年始やGW,夏季休暇などの空港が混雑する期間は電話が繋がりにくくなる場合もあるため、フライトパーキングのツイッターか公式サイトで確認するのがオススメです。
羽田空港P1駐車場 | P1管理室:03-5757-8191 (管理:日本空港ビルデング株式会社) 東京都大田区羽田空港3-3-3 |
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羽田空港P2駐車場 | P2管理室:03-5757-9498 (管理:空港支援機構 東京事務所) (一般財団法人 空港振興・環境整備支援機構) 東京都大田区羽田空港3-3-5 |
羽田空港P1・P2駐車場の料金システム
入庫から30分以内は無料で、以降は30分毎に150円が加算されていきます。
24時間あたりの最大料金(1,530円)が設定されているため、5時間以降は料金が変わりません。
24時間を過ぎると料金の加算が再開されます。
最大料金繰り返し適用のコインパーキングとほぼ同じですね。
時間 | 料金 |
---|---|
入場から30分以内出場 | 無料 |
入場から30分毎 | 150円 |
24時間あたり最大 | 1,530円 / 2,140円(多客期) |
予約料金(P2) | 1,000円 |
羽田空港P1・P2駐車場の多客期料金
2023年の多客期は下記の期間です。
GW | 2023年4月28日(金)~ 2023年5月7日(日) |
---|---|
夏季 | 2023年7月14日(金)~ 2023年8月27日(日) |
年末年始 | 2023年12月22日(金)~ 2024年1月3日(水) |
羽田空港第1ターミナル併設のP1・P2駐車場では、多客期料金が設定されています。
予約料金や30分毎の料金は変わりませんが、24時間の最大料金が1,530円から2,140円になります。
最大料金が610円上がるため、入場から7時間以降は料金が変わらなくなります。
また、多客期料金が適用されるのは初めの3日間だけで、4日目以降は24時間あたり1,530円が最大料金となります。
これについては説明されていないサイトやブログも多いですね。
公式サイトにも注釈として書かれているだけなので見逃しやすいです。
羽田空港P1・P2駐車場の割引は?
羽田空港併設駐車場の割引は障がい者割引のみです。
入場時か出場時にインターホンで係員を呼び、手帳を提示すると利用料金が半額になります。
また、大半のフロアには障がい者用駐車スペースが設けられています。
エレベーターの近くで利便性の高いエリアです。
利用できる手帳は下記の通りです。
https://tokyo-haneda.com/text/discount/index.html
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 戦傷病者手帳
- 被爆者健康手帳
- 特定疾患医療受給者証
- 特定医療費(指定難病)受給者証
- 小児慢性特定疾病医療受給者証
直接的な割引では無いですが、羽田空港併設駐車場はANAカード・JALカードの特約店です。
通常200円の利用で1マイルのところ2倍の100円=1マイルとなっているので、マイラーの方はお忘れなく!
羽田空港第1ターミナル併設駐車場(P2)の予約完全ガイド
第1ターミナルはP2のみしか予約を受け付けていません。
P2は北ウイング側ですので南ウイングから飛行機に乗る方は少し遠くなってしまいます。
とはいえP2から北ウイングを通って南ウイングまで1kmくらいです。
頑張って歩いてみてください。
羽田空港駐車場予約サービスの利用手順
羽田空港のP2駐車場を予約するには「羽田空港駐車場予約サービス」というサイトを利用する必要があります。
「羽田空港駐車場予約サービス」はP2・P3の予約サイトで、P4とP5はそれぞれ別の予約サイトとなっています。
つまりP2を予約する時に使うアカウントはP3でも使えるようになっています。
まずは会員登録
予約サイトのトップページにアクセスし、「会員登録」から会員登録をします。
「【会員仮登録】:羽田空港国内線P2、P3駐車場予約サービス」というメールが届いたら、本文中に記載されているリンクにアクセスします。
このリンクは24時間のみ有効なので、期限が切れてしまったら新規登録からやり直す必要があります。
クレジットカードと車のナンバーを登録
会員登録が完了したらログインしてクレジットカードを登録します。
黄色の枠で囲ったボタンを順にタップすればクレジットカードの登録ページが開きます。
パソコンをご利用の方は画面上部に「会員情報変更・クレジット登録等」と表示されているので、クリックしてください。
予約の際に必要となるため車のナンバーも登録しておきましょう。
複数台車をお持ちで「当日どの車で行くか分からない」という方はとりあえず1つだけ登録しておきましょう。
予約後に無料で変更可能です。
クレジットカードと車のナンバーが登録出来れば予約サイトの利用準備は完了です。
希望日程を選択して予約
登録作業お疲れ様でした。
メニューから「予約」をタップして予約カレンダーを表示します。
「ホーム」にも全く同じ見た目のカレンダーがありますが、こちらからは予約出来ないので注意してください。
カレンダーから入場日を選択します。
「空車」か「混雑」になっている日付しか選べないので要注意です。
このスクリーンショットは5月9日 火曜日に撮影したものですが、土日は全て満車で平日も空車の日は1日もありませんね。
入場日・出場日と当日利用する車のナンバーを選択したら画面の指示に従って操作を進めましょう。
入場時刻より早い時刻でも当日なら入場出来ますが、2時間以上遅れるとキャンセルになってしまいます。
予定より遅い時刻を選択するのがオススメです。
エラーが表示された場合は?
入場日が「空車」か「混雑」でも、満車日をまたぐ日程では予約出来ません。
例えばP2の5月15日から5月17日の予約を取りたくても、間の16日が満車のため予約することが出来ません。
こうなってくると予約できる日程は非常に限られてきます。
キャンセル待ちの仕組みも無いため、希望の日程のキャンセルが出るまでサイトを何度も確認する必要がありますが、24時間予約が取れるまでサイトを確認し続けるのは現実的ではありませんね。
それでも「どうしても予約を取りたい」「入口で120分も並びたくない」という方も多いと思います。
そんな皆様に朗報です。
羽田空港併設駐車場の予約の裏ワザ、ございます。
こちらからご覧ください。
羽田空港第一ターミナル併設駐車場(P2)の予約のコツ
予約は30日前の午前10時から
事前に会員登録を済ませ、早めにログインして待機しましょう。
クレジットカードの登録もお忘れなく。
連休分の予約開始時刻はアクセスが集中し、ログインできなくなってしまう事があります。
人気の日程はこの予約開始の時点ですぐに埋まってしまい、その後はキャンセルが出るタイミングで予約するしかありません。
キャンセルされた日程がサイトに反映されるタイミングも公開されていないため、1度埋まってしまった日程を予約するのは容易ではありません。
JAL上級会員なら優先予約が可能
先着で枠には限りがあるため、JAL上級会員の方も30日前の午前10時に予約するのがオススメです。
土日や連休中も一般枠に比べてかなり予約しやすいそうです。
予約時に注意すべきポイント
P1は予約できない
5つある羽田空港併設駐車場のうち、P1だけは予約を受け付けていません。
第1ターミナルを利用予定の方はP2駐車場を予約しましょう。
電話では予約出来ない
羽田空港併設駐車場は全て専用予約サイトからのみ予約を受け付けています。
不明点等があれば電話で問い合わせる事も出来ますが、予約は出来ません。
支払い方法はクレジットカードのみ
2018年より、羽田空港併設駐車場予約サイトの利用にはクレジットカードの登録が必須となりました。
予約料金も登録したカードから引き落とされるため、クレジットカードをお持ちでない場合は併設駐車場を予約することが出来ません。
当日の駐車料金は事前精算機か出場ゲートでの支払いのため、現金や電子マネーも利用出来ます。
大型車スペースは無い
羽田空港第1ターミナルの併設駐車場(P1・P2)には大型車用の駐車スペースがありません。
大型車用の入口と車室が用意されているのは第2ターミナル併設駐車場のP4と、第3ターミナル(国際線)併設駐車場のP5だけです。
車両サイズの分類は以下の通り。
普通車 | 積載物、取付物含め、高さ2.3m、幅2.1m、長さ5.7m以内の車両 |
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大型車 | 積載物、取付物含め、高さ3.8m、幅2.5m、長さ12.0m以内の車両 P4は大型車は2台分の他にマイクロバス、ハイルーフ車の駐車が可能です(料金は普通自動車と同じ) |
自動二輪車 | 幅1.75m以内の自動二輪車 |
おすすめフロアは4F
羽田空港第1ターミナルの併設駐車場(P1・P2)のおすすめフロアは4階です。
第1ターミナルと第2ターミナルの場合、ターミナルの3Fと併設駐車場の4Fが連絡通路で繋がっています。
併設駐車場の4F以外に車を停めた場合、駐車場に着いてからもう一度エレベーターに乗らなければいけません。
1Fに停めれば連絡通路を使わなくてもいいのでは?と思われるかもしれませんが、バスやタクシーなどがひっきりなしに走っていて大変危険です。
必ず併設駐車場4Fの連絡通路でターミナルまで移動しましょう。
羽田空港第1ターミナル併設駐車場(P2)の予約車専用入口
予約車専用入口の入り方をYoutubeにUPしてあります。
初めて来られる方はチェックしてみてください。
まとめ
羽田空港第1ターミナル併設駐車場(P1・P2)の料金や予約についてご紹介しました。
P1駐車場が予約を受け付けていないため、第1ターミナルの併設を予約するならP2しか選択肢がありません。
連休の予約は特に難しく、30日前の午前10時の予約開始時点でサイトが重くなり、アクセスできた頃には満車表示になっていることも珍しくありません。
フライトパーキングでは併設駐車場の予約代行サービスを提供しています。
専用のプログラムが24時間予約を試行し続けるため、一度満車になってしまった日付でも日数に余裕があれば予約をお取りする事が可能です。
ご希望の日程の直前に頂いたご注文を除けば、100%に近い成功率を叩き出しております。
詳細はこちらからご覧ください。
https://flight-p.jp/product-category/reserve/
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