新型アルファード、新型ヴェルファイアで羽田空港に来られる方必見!
新型アルファードと新型ヴェルファイアにはモデリスタのボディキットが設定されています。
販売開始から半年が経ち、フライトパーキングでもお預かりする機会がかなり増えてきました。
社外セキュリティを施工させる為の記事は多くありますが、なぜそれが必要になるのかという記事が少ない印象です。
販売開始直後は納車も安定しないので車両保険に入っていても安心出来ないですよね。
今回は空港に来られる方向けに最低限のセキュリティ対策をお伝えしたいと思っています。
これがベストではなく、最低限の装備です。
お預かり台数が最も多い「30アルファード」は特に盗難件数が多いです。
そしてエアロ付きの車両は40と同じく車止めが危険です。
バンパーやサイドスカートをぶつけてしまったらせっかくの旅行が台無しです。
納車を楽しみに待っている方も多いと思いますので参考にしてみてください。
40アルファード | 30アルファード | |
---|---|---|
全長 | 4995mm | 4945-4950mm |
全幅 | 1850mm | 1850mm |
全高 | 1935-1945mm | 1935-1950 mm |
ホイールベース | 3000mm | 3000mm |
室内長 | 3005mm | 3210mm |
室内幅 | 1660mm | 1590mm |
室内高 | 1360mm | 1360-1400mm |
サイズ自体は30と40はほとんど変わっていません。
最近良く見る兄弟車のLexus LMはボディパネルから変わっていて全幅が2cmずつ大きくなっているそうです。
モデリスタのエアロはアルファードやヴェルファイアの売却時に査定が上がるほど人気のオプションです。
エアロを付ける派の方はほとんど「REGAL DIGNITY STYLE」を選択されていると思います。
しかし全体的にサイズが大きくなり、特にサイドスカートは純正比で41mmダウンするので特に注意が必要です。
第1ターミナル側にあるP1は車止めの高さが16cmほどあります。(実測15cm)
実際に目の前で見るとコンビニによくあるタイプと同じくらい大きいです。
羽田空港P1駐車場
エアロ無し純正の時の状態
駐車するときはリアバンパーやマフラーを気にするのは当然ですが、スライドドアにも注意が必要です。
モデリスタが着いていない状態でもかなりスレスレで、Tiktokでは車を買ったこともないキッズ達が喚き散らしていました。
コメント欄は馬鹿ばかりですが、自家用車をお持ちの皆様は状況が全く異なります。
リアバンパーだけではなく、ドアの開閉時も十分に気をつけてください。
モデリスタをつけた場合の最低地上高と長さの変化
P1駐車場の車止めが「約15cm」で実際にアルファードのバンパーエンドから地上高を測ってみると「17cm」ほどありました。
空荷の状態でこの数値なので人が乗っている場合や荷物が乗っている場合はぶつかると思われます。
空荷の状態であれば計算上は2cm前後で交わせるはずですが、ミニバンは積載している荷物や乗員の影響でリアが下がりやすいです。
実際にアルファードでキャンプに行くとリアがかなり下がった状態になります。
純正サスでも荷物によってはこれだけ下がります。
羽田空港にアルファードで1人で来られる方や空荷の方はほとんどいないので注意してください。
フロント | サイド | リア | ||
---|---|---|---|---|
地上高 | 18mmダウン | 41mmダウン | 23mmダウン | |
全長 | 79mmプラス | 49mmプラス |
エアロ取付後の駐車映像
モデリスタが付いている状態だと純正と比べてリアバンパーの位置が下がります。
テールゲート側だけではなく、タイヤハウス側も低くなっています。
車高が低い車に慣れている方は問題ないかもしれませんが、アルファードやヴェルファイアなどのミニバンは油断しがちです。
フライトパーキングでは一番人気がある30アルファードはもちろん、新型プリウスや新型アルファードでも実車を使って毎日ドライバー教育を行っています。
空港という特殊な環境なのでターミナル間の走行はもちろんですが、各ターミナルごとに特徴があるので各駐車場で全員駐車教習を行っています。
新型アルファード、新型ヴェルファイアのセキュリティ、盗難対策
羽田空港近辺でも盗難被害が多発しています。
空港でお預かりしている車の中でもランクルやLXに乗っている方はかなりセキュリティ意識が高い傾向にありますが、アルファードやプリウスに乗られている方はあまり気にしていない方が多いです。
体感ではランクルよりもアルファードやプリウスのほうが盗まれたという話を聞くことが多い気がしています。
新型の40アルファードはCAN対策済み?のトヨタ純正のセキュリティシステムが搭載されているそうです。
通常は別途17,050円相当のシステムが新型アルファードには無償で付いているという噂なのですが…
実際にダレノガレ明美さんが新型を盗まれているのであまり信用しないほうがいいかもしれません。
バンパー内のCAN端子から機械を接続してドアの解錠やエンジンをスタートさせるCANインベーダーですが、ニュースの内容からすると純正セキュリティは突破されている可能性が高いです。
中にはターミナル前で預けるタイプの民間駐車場に預けたにも関わらず、コインパーキングに停められていて盗まれてしまった事例もあるそうです。
CANインベーダーですぐにエンジンが掛かってしまう国産車に比べ、ベンツやBMWなど欧州車では少し複雑らしく圧倒的に盗難被害が少ないです。
CANインベーダーの手口に関してはこちらにまとめてあります。
W223のSクラスは窓が勝手に閉まったり、ハンドルが引っ込んでしまいインロックした状態になってしまうことでも有名です。
空港で車を預けるだけでも様々な懸念点がありますよね。
当日焦って探しているときはそんな余裕もないかもしれません。
どんな会社かはもちろん大切ですが、日頃から国産車、輸入車ともに乗り慣れているところと
そうでないところでは運転操作から保管状況まで変わってきます。
輸入車に慣れていないどころか国産車も運転もままならない
年金ぐらしの小遣い稼ぎみたいな業者も実際に存在しています。
「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、コストを気にしすぎて車が無くなってしまっては元も子もありません。
羽田空港という陸の孤島で誰かの車を預かるには絶対にコストが掛かります。
大切な愛車だからこそ安心してしっかりと預けられるところに預けたいですよね。
ご自身で駐車される場合は最低でもハンドルロック、できればIGLAなどのCAN通信からの窃盗を制御出来るような社外セキュリティも検討してみてください。
ハンドルロックは盗難防止抑制のために視覚的に効果はありますが、充電式のサンダーでハンドルごと切られる事例もあります。
ないよりマシですが、気休め程度にしかなりません。
お客様用のハンドルロックはこちらでも用意がありますが、ご自身で用意されている場合はそちらを使って施錠致します。
預かりまでに時間がある場合はおすすめのセキュリティもご紹介できます。
どのセキュリティが効果的かわかっていても取り付けまでは出来ませんので、安心出来るお店をご紹介します。
社外セキュリティや盗難についてもしっかり勉強していますのでお気軽にご相談ください。
羽田空港でのセキュリティ対策まとめ
1.近隣のコインパーキングは使わない
意外かもしれませんが、羽田空港近隣のコインパーキングが危険らしいです。
空港警察で何度も聞いたので間違いありません。
空港併設駐車場はチケットがない場合、車のキーと車検証、本人の免許証を提出しなければ出庫できません。
併設駐車場は防犯カメラだらけですし、名義が違う場合は少し面倒なことになると思います。
駐車時のチケットは事前精算も出来るので車の中に放置せず必ず持っていってください。
警察には怒られるかもしれませんが車を盗まれるくらいなら車検証は家に置いて、車検証閲覧アプリで提示しましょう。
2.エアタグとハンドルロックは気休め程度
鍵などに使うアップルのエアタグ(AirTag)も人気です。
万が一車が盗まれた時に追跡できるので簡単に見つからないような場所に隠してください。
そして「ハンドルロックをしていれば車を盗まれない」というのは大きな間違いです。
充電式のサンダーがあるので電源がなくてもハンドルやロック自体をカットできてしまいます。
これに関しては後ほど実際にサンダーでカットする動画を撮ろうと思っています。
3.社外セキュリティはさらに良し
IGLAなどのCAN通信を制御する社外セキュリティシステム(デジタルイモビライザー)は非常に有効です。
CANインベーダーでドアを開けられて、エンジンが掛かってしまった場合でもエンジンやギアのシフトがロックされていたら動かしようがありません。
社外セキュリティシステム(デジタルイモビライザー)は車両のステアリングのボリュームボタンや選曲ボタン、
クルーズコントロールボタンなど使い本人しか分からないボタンと回数で認証します。
他にもスマートフォンのアプリやキーフォブ(Key fob)と呼ばれる端末がなければ
車の持ち主でもエンジンスタートをブロックしたり、シフト操作をブロックする事が出来ます。
キーフォブ(Key fob)
エアタグとハンドルロックは2つで1万円ちょっとです。
社外セキュリティに比べて気軽に導入できるので空港に来る前にポチってみてください。
ランクルなどにタイヤロックを使用している方も見かけますが、サイズと重量が大きいのであまり現実的ではない方も多いかもしれません。
以上、最低限のセキュリティ対策でした。
参考にしてみてください。
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