架空の会社名！？羽田空港駐車場O.Kパーキングの口コミ・料金・トラブル事例まで徹底調査
羽田空港の併設駐車場は空港利用者数に対して駐車枠が全く足りておらず、週末は数時間並んでやっと入れるという事も珍しくありません。
事前に予約出来る枠も少なく設定されており、特に第3ターミナル(国際線)の併設駐車場P5の予約枠はわずか75台となっています。
こうなってくると公共交通機関か民間駐車場・バレーサービスを利用するしかありません。
羽田周辺にはいくつも民間駐車場が存在しているため、どこに預けるのが良いのか迷っている方も多いのでは無いでしょうか。
今回は「羽田空港駐車場O.Kパーキング」の料金や口コミからトラブルの有無まで、徹底的に調査していきます。
羽田空港駐車場O.Kパーキングとは
羽田空港駐車場オーケーパーキングは羽田空港第1ターミナルから6キロほど離れた大田区東海の民間駐車場です。
首都高速湾岸線の高架下を借りて営業しています。
オーケーパーキングが安心して車を預けることが出来る民間駐車場なのか、まずは運営会社情報から見ていきます。
O.Kパーキングの運営会社
ホームページの「駐車場の運営組織に関して」に掲載されている内容は以下の通りです。
| 設 立 | 1997年9月3日 |
|---|---|
| 社 名(商号） | 有限会社ハイパーリンク HYPERLINK Co., Ltd. 羽田空港駐車場オーケーパーキング |
| 電話番号 | 03-5755-7477 |
| 代表者 | 代表取締役 久保 高教 |
| 資本金 | 500万円 |
| 本社所在地 | 〒143-0001 東京都大田区東海3-1-1首都高速湾岸線東海A駐車場内 |
| 事業内容 | 羽田空港の駐車場サービス 、WEBコンテンツ制作 |
| 従業員数 | 20名 |
| 取引銀行 | みずほ銀行/三井住友銀行/ＵＦＪ銀行/ジャパンネットバンク |
| 主要取引先 | JTB、日本旅行、近畿日本ツーリストクラブツーリズム、 全日空トラベル、ジャルストーリー、ジャスナイスウイング、阪急交通社、日本通運、 農協観光 名鉄観光サービス、エイチ・アイ・エス、エヌズエンタープライズ、 IACEトラベル、沖縄ツーリスト、相鉄観光、ビッグホリデー、京王観光、 スカイツアーズ、東日観光、エアー沖縄、中央トラベルエージェンシー、 札幌通運、日本交通観光、 小田急トラベルサービス、富士急トラベル、 富士フィルム、タウンツアーズ、江ノ電ツーリスト、読売旅行 （敬称略、順不同） |
何故か駐車場の住所に既視感があったのですが、それもそのはず、以前調査した「羽田空港駐車場ホワイトパーキング」の所在地と全く同じ住所です。
この2つの民間駐車場はどのような関係なのでしょうか？
ホワイトパーキングはトラブルの口コミが多く寄せられている民間駐車場です。
O.Kパーキングとホワイトパーキングは同じ会社？
O.Kパーキングとホワイトパーキングの会社概要を並べてみるといくつか気になる点が見つかりました。
- O.Kパーキングは法人名を公開しているのに対し、ホワイトパーキングは屋号のみ
- 主要取引先が全く同じ
- 同じ場所で運営しているのに資本金も設立日も異なる
入口には「ホワイトパーキング」「アットパーキング」「O.Kパーキング」が並んで書かれているため、偶然同じ場所で営業しているという訳では無さそうです。
「アットパーキング」としての営業は終了してしまったのか、2023年5月の時点では公式ホームページが閉鎖されていました。
ちなみに送迎のバスも共有していました。
O.Kパーキングの運営会社は存在しない？
国税庁の法人番号検索サイトで「有限会社ハイパーリンク」を検索してみました。
同名の法人は4つ見つかったのですが、いずれも2015年設立のためO.Kパーキングの運営法人ではありません。(O.Kパーキングの会社概要によると設立日は1997年9月3日)
一般の方なら法人名が書いてあるだけで安心してしまうと思うので悪質です。
存在しない会社名を記載しているようなサービスに車を預けるのは怖いですね…
O.Kパーキングの利用料金
O.Kパーキングの1番の強みが利用料金の安さです。
利用料金は1日あたりわずか900円。
ゴールデンウィークや年末年始でも1日あたり2,500円で預ける事が出来ます。
羽田空港の送迎つき民間駐車場では最安クラスです。
「ホワイトパーキング」は1日あたり1,000円となっています。
同じ場所・同じ送迎バスで営業しているのに、なぜ料金が異なるのでしょうか…
ちなみにサイトの予約システムはメンテナンス中でした。
数日前にも確認した時もメンテナンス中だったのですが、いつまでやっているのでしょうか。
O.Kパーキング利用時の注意点
営業時間が短い
O.Kパーキングの営業開始時刻は朝5時のため、6時台出発までの国際線利用者は予約出来ないようです。
また、国内線利用の場合は23時半以降着、国際線利用の場合は23時以降着の便を利用する場合も
予約出来ないため注意が必要です。
このように時間の制約が多いため、利用便の時間によってはO.Kパーキングは選択肢から外れてきますね。
フライトパーキングのバレーサービスは24時間いつでもお預かりしています。
ご相談は公式LINEまでお願い致します。
クレジットカードは利用出来ない
支払い方法は現地での現金払いのみです。
クレジットカードが使えないのは審査に通らないからなのでは、と勘ぐってしまいます。
会社概要に記載されている法人名も存在しないものでしたし。
当日キャンセルの場合はキャンセル料が100％かかるそうです。
現金払いなのにどうやって請求するつもりなのでしょうか。
O.Kパーキングでのトラブル
ぶつけられても泣き寝入り
預けた車をぶつけられ、自費で修理する事になってしまったようです。
「ホワイトパーキング」にも車をぶつけられたという口コミが多く寄せられているため、従業員の車の扱い方に原因がありそうですね。
ホワイトパーキングやO.Kパーキングに限らず、どこの民間駐車場でも預け入れ時と受け取り時に傷の確認をしないと免責となる可能性が高いです。
心配な方は預ける際に車全体の写真を撮っておくと良いかもしれません。
駐車料金がいくら安くても、ぶつけられて自費で修理させられていては元も子もないです。
出発が30分も遅れる送迎バス
駐車場から空港へ向かう送迎バスが30分も遅れてしまったようです。
30分も遅れてしまったら最悪保安検査場の締切時刻に間に合わないかもしれません。
フライトに間に合ったとしても、朝ごはんを食べる余裕が無くなったりと搭乗前のスケジュールに影響が出ると思います。
利用料金が安い分、利益が増えるように複数グループまとめて送迎したいのかもしれませんね。
料金が安いサービスには、”安く提供出来る理由”があります。
O.Kパーキングの口コミと評判
羽田空港駐車場O.Kパーキングの口コミを確認していたところ、衝撃の事実が判明しました。
なんとO.Kパーキングは閉業していたようです。
口コミにもある通りホームページは閉鎖されておらず連絡先の電話番号も掲載されたままなので、なかなか閉鎖されているとは気が付かないと思います。
駐車場入口の看板に書いてあった3つの民間駐車場のうち「O.Kパーキング」と「アットパーキング」は閉業しているため、現在は「ホワイトパーキング」として営業しているようです。
「ホワイトパーキング」も「O.Kパーキング」同様多くのトラブルが寄せられており、「ぶつけられてドアモールがぼこぼこになった」や「助手席のシートは倒されエアコンを全開にされていた」など、信じられないような投稿が多数見つかります。
お客様の車を預かっているとは思えないような扱いをしているようです。
低評価の口コミが増えたら、ホワイトパーキングも閉業して新しい名前になるのでしょうか。
まとめ
サイトに記載されている会社は実在せず、支払方法は現金のみと怪しい業者の条件が揃っています。
サイトは閉鎖されていないものの閉業したようで、現在は同じ場所で「ホワイトパーキング」として営業しているようです。
ホワイトパーキングもO.Kパーキング同様、Google Mapのレビューに多数の低評価が寄せられています。
料金は安いですが、送迎バスが遅いという意見が多く見られました。
旅行中の時間は貴重ですから、安い民間駐車場を選んだせいで待たされていては時間が勿体ないです。
フライトパーキングでは国産車からランボルギーニまで、幅広い車種をバレーサービスでお預かりしております。
羽田空港のロビー前でお預かり・お返し致しますので、送迎バスを待つ必要もございません。
利用方法はこちらをご覧ください。
https://flight-p.jp/parking/service/
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