羽田空港で民間駐車場に車を預けるときの注意事項とQ&A
羽田空港を利用する際に飛行機のチケットの次に重要なのが駐車場です。
羽田空港に着いたとしても駐車場に車を停めることが出来なければチケット代どころか、宿泊費用や予定もすべて消え去ってしまうのが恐ろしいところですよね。
この記事では駐車場予約は大前提として、併設駐車場や民間駐車場に預ける際のリスクについてしっかり考えていきたいと思います。
まずは簡単に駐車場の予約の重要性を解説していきます。
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【注意事項】駐車場の事前予約?予約の重要性
羽田空港近隣の駐車場は基本的に予約がなければ入れないと思ってください。
空港併設駐車場はもちろん、近隣のコインパーキングや民間駐車場もすべて満車になっていることが多いです。
混雑時はまず最初に併設駐車場が埋まります。
そして並んでいる方や並べなかった方が民間駐車場に電話をし始めます。
もちろん空いているわけがないのでコインパーキングを探し始める方や、ターミナル内を彷徨う方で渋滞が生まれていきます。
実際に平日のピーク時や週末は2時間待ち、3時間待ちが当たり前です。
実際には並べればまだ良い方で、並び自体が打ち切りになることも多いです。
「これ以上並べません」と言われたらどうしますか?
このように一度並び始めると負の連鎖が起きて一向に進まないのが羽田空港の駐車場です。
混雑する時間や日程に来られる方は当日慌てないように必ず予約を取ってスマートに搭乗してください。
フライトパーキングのバレーサービスなら混雑時でも100%予約が取れます。
混雑を知っている方や余裕がある方はこちらを検討してみてください。
【注意事項】併設駐車場と民間駐車場の違い
羽田空港には空港に併設されている「併設駐車場」と「民間駐車場」が存在します。
「併設駐車場」は自走式で皆様がご自身で停めるパーキングです。
「民間駐車場」は空港から離れた場所にご自身で向かい、駐車場から乗り合いのシャトルバス等で空港に入るパーキングです。
併設駐車場が混んでいることは先程もご説明しましたが、「民間駐車場」も特に週末は予約が埋まっていることが多いです。
民間駐車場のメリットは「面倒だけど安い」というところです。
デメリットとしては大型車や輸入車は受け入れ不可なのと乗合バスなので時間がかなり無駄になります。
個人的には考えられませんが、コスパ重視で大きな荷物を持って電車やバスに乗れる方なら非常におすすめです。
コストはもちろん重要ですが、フライトパーキングのお客様は何より時間を大切にされている方が多いです。
【注意事項】実際に停めるスケジュールと料金体系
羽田空港に併設されている駐車場は基本的に「1日あたり1530円」です。
第3ターミナルのP5や繁忙期は「1日あたり2140円」になります。
羽田空港駐車料金 | 予約手数料 | 入庫から30分以内 | 入庫から5時間まで | 5時間を越えて24時間まで | 24時間以降 |
---|---|---|---|---|---|
羽田空港P1 | 予約なし | 【無料】 | 30分/150円 | 1,530円 | 1時間/300円 |
羽田空港P2 | 1,000円 | 30分/150円 | 30分/150円 | 1,530円 | 1時間/300円 |
羽田空港P3 | 1,000円 | 30分/150円 | 30分/150円 | 1,530円 | 1時間/300円 |
羽田空港P4 | 1,000円 | 30分/150円 | 30分/150円 | 1,530円 | 1時間/300円 |
羽田空港P5 | 1,400円 | 記載なし | 記載なし | 2,140円 | 記載なし |
民間駐車場は時期によって料金がバラバラです。
少し不便な分、時期によっては空港併設駐車場より安いこともあります。
民間駐車場は料金よりも空きがあるかどうかの方が重要なので興味がある方は調べてみてください。
【注意事項】駐車場での車の保管状況について
併設駐車場ではあまりトラブルは聞きませんが、全く無いわけではありません。
収容台数の割に盗難は少ないですが、利用者同士での事故が稀にあるそうです。
併設駐車場は24時間有人対応でカメラもたくさん付いています。
対して民間駐車場では様々なトラブルが起きているそうです。
一番有名なのがタレントの「出川哲朗」さんのケース
羽田空港の駐車場が満車で焦っていたところ、民間の駐車代行業者に頼んだらコインパーキングに停められてしまったとのことです。
おそらく仕事で空港を利用するのに駐車できず、撮影スケジュールは決まっているから焦っていたのでしょう。
日本人なら誰でも知っているような著名な方でもこのようなトラブルに巻き込まれてしまうという事は非常に恐ろしいです。
移動車が無くなってしまい、本来はがっかりしているはずなのに「グッズだけ返してほしい」という所が出川さんの人柄が出ているなと思いました。
【注意事項】車や自宅の鍵、ETCカードについて
空港を利用するという事は数時間車を駐車するわけで併設駐車場、民間駐車場共に様々なリスクが存在します。
併設駐車場やコインパーキングならご自身で車の鍵を持って行くと思いますが、多くの民間駐車場のように預ける場合は注意が必要です。
1.自宅の鍵を一緒に預けない
法人の方はまた違いますが、一般的に自家用車は車検証に自宅(本拠の位置)が記載されています。
という事は車を預けると自宅の住所や保管場所である駐車場の位置が相手の業者にバレてしまいます。
下の車検証の「所有者の住所」や「使用者の住所」の所が本人の住所になります。
ですから自宅の鍵を一緒に預けた場合、悪気があれば自宅に入ることが出来てしまうわけです。
フライトパーキングでは預かる側としてもリスクがある為、自宅の鍵は必ず一緒に持っていって貰うようにしています。
何度も来られているお客様は鍵も一緒にセットで置いていかれる方が多いです。
お客様の鍵はすべて第1ターミナルの中の事務所で管理しているので第三者が触れるような環境にありません。
カードキーと物理キーがないと入れないのでセキュリティ上は安心ですが、持って行くに越したことはないですよね。
2.ETCカードや貴重品は持って行く
先程の自宅の鍵と同じような理由ですが、レンタカーを借りる場合はETCカードを持っていったほうが便利です。
そしてETCカードはクレジットカードのような特性があるので心配でしたら持っていったほうがいいです。
他にも車の中に貴重品がある方結構多いです。
中には預かった後に旅行先に持っていく予定だった「現金」を忘れる方がいらっしゃいます。
もし万が一預けた業者が「最初から無かった」と言われてしまうと立証することが難しいですよね。
こういった事が考えられるので貴重品や現金は可能な限り持っていってください。
年金ぐらしのおじいちゃんがやっているような民間駐車場だと車の中を漁られる可能性だってあります。
うちではありえませんが、そういった方にとっては500円でも1000円でも拾ったら儲けもんです。
羽田空港は特殊な場所なので安かろう悪かろうという言葉が最もしっくりくるような環境です。
貴重品や現金を置いていかないというのも重要ですが、預ける場所が最も重要かもしれません。
3.そもそも心配になるような場所に預けない
最後に予防策としてこのようなトラブルが生まれそうな場所には預けないという事が最も重要です。
羽田空港では無許可の駐車代行業者のビラ配りが問題になっています。
毎日空港にいる私達からのアドバイスとしては怪しい業者を見分ける方法があります。
ビラ配りをしている業者はショルダーバッグのようなものをぶら下げています。
さらに変な帽子を被っていたらもう間違いありません。
いやー俺だったらこんなとこに車預けるの嫌だけどな・・・
フライトパーキングではお客様の車を運転する際、手袋をするように指導しています。
理由は私が潔癖だからです。自分が嫌なことは当然お客様も嫌なわけで安心や信頼はお金では買えません。
安くて適当な場所に預けるか、高くても安心な場所に預けるかは人それぞれです。
他の業者に預けていて酷い目に遭った方はお気軽にご相談ください。
【注意事項】駐車場の場所と空港までの所要時間、
併設駐車場の場合は駐車場入庫までに並ぶ時間を事前に計算する必要があります。
週末は+3時間、平日なら+1-2時間程度考えておくとギリギリ間に合うかもしれません。
民間駐車場の場合は「ご自宅から駐車場」、そして「駐車場から羽田空港まで」の所要時間を計算する必要があります。
自家用車から荷物を下ろして、乗合バスに積み込むなんて考えただけでディレイが発生しそうです。
基本的に民間駐車場と呼ばれる駐車場は羽田空港まで時間にして20-30分程度、さらに乗合バスなのでどのくらいで出発できるかが重要になってきます。
しかし実際当日になってみないとバスが何時に出るかはわからないですよね。
空港に行くまでの最適な時間が読めないのもまた面倒です。
一般的な民間駐車場を利用される方は「駐車場までの所要時間」と「駐車場からの所要時間」
そして空港に付いてからの所要時間を少し多めに計算してみてください。
ギリギリだと絶対に遅れます。
フライトパーキング利用される皆様は「何時に空港にいればいいか」だけを考えてください。
それ以外はすべてこちらで計算致します。
【注意事項】民間駐車場の営業時間とアクセス方法について
羽田空港の併設駐車場は24時間利用可能ですが、国内線はターミナル側のドアが04:45前後に開きます。
ですので04:45まで車の中で寝ている方を多く見かけます。
お父さん一人で待ってくれるならいいかもしれませんが、一緒に車の中で待機される家族の方は溜まったもんじゃないですよね。
朝4時台の併設駐車場はこういう方が非常に多いです。
民間駐車場の場合は営業時間が決まっていることが多く、朝1の便や夜の最終便は対応していないことが多いです。
ですのでご自身のフライトスケジュールと民間駐車場の営業時間をしっかりチェックしてみてください。
フライトパーキングでは国際線は24時間対応、国内線は出発ロビーのドアが閉まるまでドライバーが対応しています。
22時以降はドアが閉まってしまうので併設駐車場でのお渡しになっています。
羽田空港駐車場Q&A(よくある質問)
ここでは一般的な羽田空港駐車場でよくある質問を集めてみました。
他にも不明な点や疑問がある方はこちらからお問い合わせください。
Q1: 駐車場予約はいつするべきですか?
羽田空港では基本的に1ヶ月前(30日前)から予約が始まります。
旅程の1ヶ月前には予約を確定させるようにしましょう。
Q2: 駐車場の料金はどのように計算されますか?
基本的には併設駐車場も民間駐車場も1日あたりの料金で加算されていきます。
羽田空港では料金よりも停められるかどうかの方が重要になってきます。
Q3: 駐車場から空港までのアクセス手段はありますか?
民間駐車場の多くは乗り合いのシャトルバスが用意されています。
近隣のコインパーキングに停めた場合はアプリなどでタクシーを配車する必要があります。
Q4: 駐車場利用中の車の安全はどうなっていますか?
併設駐車場にはカメラがあり、24時間有人対応なのである程度安心です。
民間駐車場に関しては数多くトラブルが報告されているので注意が必要です。
民間駐車場に車を預けるときのまとめ
羽田空港では様々な形式の駐車場があります。
もちろん理想で言えば併設駐車場にすんなり入れるのがベストですが、なかなかそういうわけにはいきません。
コストを重視される方は併設の予約代行や民間駐車場の予約、
安心と安全、そして何より時間を大切にされている方はターミナルの前で預けられるバレーサービスを検討してみてください。
お問い合わせ
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サイト上からの予約だと不安な方やご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
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